早稲田大学総長が発表した学費の在り方を現役大学生が考えてみた。
●テーマ
早稲田大学の総長が考える学費について
●概要説明
『記事内容』
大学側に学費の減免を求める声が高まっています。これを受けて早稲田大学の田中愛治総長は5月5日、「学費に関する考え方について」と題したコメントを発表しました。「学費および実験実習料の減額をいたしません」「何年度の入学生に、どの建物の費用をご負担いただく、というものではありませんので、どの年度に入学された方にでも、同じように学費をいただいております」逆に、リモート授業実施で今年度に多額の設備投資をしたものの、この一時的な大学の支出増については今年度の在籍学生だけの負担とはしない、とも述べています。その上で困窮学生への支援。
・賛成意見
「大学の固定費は膨大」「大学を維持するための出資金という考え方は明快」
・反対意見
「施設閉鎖しながら利用料(学費)を取るのはおかしい」「翌年度以降に値上げする口実」
『自分でさらに調べたもの』
導入:大学通ってないし学費分のお金いくらか返してよ。みんな経済的に困ってる人多いし!
・2018某私立大学決算書より
学生生徒等納付金収入 合計約400億円
(授業料収入)
(入学金収入)
(実験実習料収入)
収入の合計約600億円
およそ3分の2が学費からの収入。
(某私立大学の学費をだいたい年間140万円として、某私立大学の学生数約3万人)
例えば学費削減の代わりに10万円支給したとすると総額30億円
つまり、学費の約8%。
学費10%の削減は大学経営の収入減少の6.6%
逆に学費削減を求める学生は何%の削減を求めているのか。
一律学費削減よりも特定の学生への支援が妥当では??
●議論のテーマを掲示
学費免除に賛成か反対か
・賛成意見
大学の固定費は膨大
大学を維持するための出資金という考え方は明快
特定の学生への支援で十分である。
・反対意見
施設閉鎖しながら利用料(学費)を取るのはおかしい。
皆さんはどう思いますか。