『この世で一番面白いマクロ経済学』 マクロ経済学をわかりやすく理解したい経済学部生にオススメの一冊!!
『この世で一番面白いマクロ経済学 みんながもっと豊かになれるかもしれない16講』
経済学部に入ってみてマクロ経済学やミクロ経済学のさわりについて勉強していくうちにこのマクロ経済学の大まかな内容を最初に把握しておきたいと思ってこの本を読みました。
ユーモアと過激なツッコミでマクロ経済学だってこんなにわかりやすくなるのか!と。
経済危機、貧困、高齢化、環境破壊・・・・・。一筋縄では行かない世界の大問題を考えるための”武器”を手に入れることができました。
単一のマクロ経済学(1つの国)
↓
国際貿易におけるマクロ経済学(2つの国)
↓
グローバルなマクロ経済学(世界)
この順番でわかりやすく解説してくれております。
マクロ経済学の難しいところは、ある1つの論点に対する全く真逆な意見が存在しているというところです。
なんで優秀な経済学者の中でも大きく違う考え方が生まれてしまうのだろうと謎ですが・・・
そんな2つの矛盾しているような意見を見開き一ページで2つに分けて同じような構造でイラストとブラックジョークを交えながら解説してくれるところが一番良いところだなと思います。
目次
マクロ経済学の2大目標
なぜ『職のない人』を無くせないのか?
金融政策は経済を救う!?
経済成長のための『バランスのとれたインフレ』
経済を図るモノサシ、その使い方
政府は経済をなんとかできるのか?
経済学者が自由貿易をオススメする3つの理由
アダム・スミスが信じた自由貿易と比較優位
たとえば人権とか保護主義とかの面倒な話
最高の援助は『貿易』にあり!?
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etc...
この世で一番おもしろいマクロ経済学――みんながもっと豊かになれるかもしれない16講
- 作者: ヨラム・バウマン,グレディ・クライン,山形浩生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/06/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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また、ミクロ経済学の方もあります。
そちらもわかりやすく解説されているので、マクロ経済学を読む前にミクロ経済学を把握しておくとよりマクロ経済学が理解しやすくなるので、そちらから読むのがオススメです。